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電子書籍名言・引用まとめ

宮脇俊三 電子全集2 『最長片道切符の旅/「最長片道切符の旅」取材ノート』

宮脇俊三

Quotes List

寒い季節に日本式旅館に泊るときは、到着時刻を告げて予約しておいたほうがよい。部屋を暖めておいてくれるからだ。飛び入りだと底冷えのした部屋に通される。

旅と旅行とはちがうという。  自己の心を友として異郷をさすらう「旅」は失われ、観光地や温泉場をセットにした「旅行」ばかりが横行するようになったと慨嘆される。

河口があれば町があり、二本の川が合流すれば集落ができる。川が大きければ町の規模も大きくなる。車窓から眺めていると、水運と町との関わりの深さをあらためて感じる。

柿の実はいったい何色なのだろうと思う。朱に近いが朱ではない。考えてもしようがない、あれは柿色なのだ。だからきれいなのだ。

水がきれいだと感心するのは大都会に住んでいる人間だからであって、水はどこでもきれいなのだ。

日本の「国果」は柿、「国菜」は大根なのだろうか。

「メモ同然の日誌や日記が、そのまま活字になり、読者に迎えられるのなら、こんな楽なことはないだろう。しかし、それは大作家にのみ可能なことで、私などがやろうとしたって商品にならない」

無意味や無駄に見える行為のなかにこそ、かりそめの「生」の「証し」があるのではないか

日本語に国際性はないにせよ、日本にいるのにためらいなく平然と自国語で話しかけてくる外人の神経を私は理解できない。

しくじるたびに〝人生の勉強〟とか〝授業料〟とかいって慰め(ごまかし)てきたが、どうやら、根元がダメらしい。

私は「多忙」と「群れ」をなした人間はきらいだ。

毎日が日曜というが、逆にまったく休みがないようでもある。

宮脇俊三がマニアと違うのは、自らの行為の阿呆らしさをわきまえているところにある。

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