右翼的はねっかえり行為というものが、国家の内外にあたえる惨禍は洋の東西を問わない
軍隊というのは個々の固有の勇気や志とは無縁のもので、訓練以外に成立しない
日本人が新しいもの食いというのは、多分にうそである。「中央」への均一化という意識にたえずうごかされているにすぎない。
アジアは上級者ほど体を労せず、それをすることを思想的にも身分的感覚の上からもいやしむ。
自国の後進性の自覚の上に立ってしかも「進歩」のみを信奉している革命政権というものは、構成員が諸事情のわからないだけに、必要となると豪儀な金を使ってしまうものらしい。