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電子書籍名言・引用まとめ

保守の心得 (SPA!BOOKS新書)

倉山 満

Quotes List

「明治大帝の遺訓である憲法を遵守すること、財界を安定させること、外交で無理をしないこと」 歴代内閣が代わるときに昭和天皇が述べられた注意事項です。

彼は、官僚が国家への忠誠を政府への忠誠にすり替えることを徹底的に糾弾してきました。官僚は愛国心を煽りながら、自分たちがやることへの服従を迫る。これが許せない、というのが吉野作造の立場でした。

業界団体は予算を回してもらうために政治家を使い、役所も自分たちの所管する業界への権限を確保するために、あらゆる手段を模索します。業界団体、政治家、官僚が三位一体となり、主計局の裁定を仰ぐというのが日本の構造です。

ちなみに、「国の借金」とよく言いますが、あれは「政府の借金」であって、「国民の債権」です。自分たちの借金を返すのが大変だからと、貸してくれた国民からカツアゲしようというのが増税です。

現在の日本は、キャリア官僚が政治家の役割をし、ノンキャリアが本来やるべき官僚の仕事をこなしています。政治家は選挙で忙しく、自らの本業である立法どころか行政まで手が回らないのが現実です。

かつて存在したであろう古きよき日本の原風景を追い求め、回帰させようとするのが「復古」です。対して「保守」は、国を滅亡から救うためであれば、変化を否定しません。時代とともに変わり続けていくなかで伝統を守っていく、という態度です。

「明治大帝の遺訓である憲法を遵守すること、財界を安定させること、外交で無理をしないこと」  歴代内閣が代わるときに昭和天皇が述べられた注意事項です。

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