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電子書籍名言・引用まとめ

セゾン文化は何を夢みた

永江朗

Quotes List

は思う。相対主義というのは、自分の立場をきちんと立てなければ相対的なものの考え方ができない。そこでやっぱりメインカルチャーの問題というのがふたたび出てくる。メインカルチャーというのは自分でつくる。大澤真幸さんは第三の審級という。ものごとを考えるときに自と他だけでは対立で終わってしまうから第三の審級が必要だというけれども、僕はそれがメインカルチャーだと思う。まずは考える主体がきちんとなければだめだろう。考える主体をつくっていこうというのが、文化を考えることだと思ったわけです」

「ポスト・モダンで出てきたのは文化の相対主義であるけれども、ポスト・モダンを批判するいまの若い批評家は普遍主義を志向するでしょう。相対主義というのは、あれもいい、これもいいになっちゃうから、結論は出てこない、それよりも普遍主義だ、と。新しい公的な考え方が出てこないと人類はやっていけないだろうと。でも文化の相対主義と倫理を対立させるのはおかしいだろうと

キッチュとしての民主党政権。松下政経塾なんていうのも、キッチュと考えればわかりやすいか。

こう言って紀国は本棚から一冊の本を取り出した。 「そろそろ西武を離れようかというころ、僕はマテイ・カリネスクの『モダンの五つの顔』(せりか書房、八九年)という本を読んだ。これが非常におもしろい。五つの顔というのは、モダニズム、アヴァンギャルド、デカダンス、キッチュ、そしてポスト・モダン。カリネスクは最初、モダンからキッチュまでの四つの顔としてこの本を書いていた。それがポスト・モダンという状況を加えなければならなくなったと感じ、五つの顔となったというわけ」

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